【AI-900】おすすめの勉強方法

【AI-900】おすすめの勉強方法資格・キャリア

はじめに

「AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals」に2021年11月に合格しました。

私はG検定(日本ディープラーニング協会(JDLA))試験受験の際にAIに関しての基礎知識を学ぶことができたため、AI-900についてはあまり試験対策をすることなく合格できました。

これから受験する方に向けて、効率的に対策するためのおすすめの勉強方法を解説します。

おすすめの勉強方法をまとめると・・・
①無料のMicrosoft Virtual Training Days を受講する
②無料の試験対策オンデマンド講座を受講する
③Microsoft LearnでAI-900の範囲を1周する

AI-900とは

AI-900の位置付け

AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals はAzureでAIを活用する初級者向けのMicrosoft認定試験です。AIの基礎知識と、AzureでどのようにAIサービスを利用できるかを問われます。

AI初心者かつAzureでAIを活用したい人にとっては一番最初に取得を目指す「入門」的な資格です。

AI-900の上位資格には「AI-102:Azure AI Engineer Associate」というAssociate資格があります。また、Azure全体を学びたい方向けには、初心者向けに「AZ-900:Azure Fundamentals」、AZ-900の上位資格には「AZ-104:Azure Administrator Associate」等のAssociate資格、さらにその上に「AZ-305:Azure Solutions Architect Expert」等のExpert資格があります。

AI-900はAI初心者かつAzureでAIを活用したい人向けの資格となっていますが、AIの基礎知識をしっかり学びたい人にとっては試験範囲の情報量が少なくなっています。
AIの基礎知識をしっかり学びたい人向けの資格としては、日本ディープラーニング協会(JDLA)が開催しているG検定がおすすめです。

試験の構成

AI-900の試験構成は以下のようになっています。(2022年2月現在)

項目内容備考
試験時間60分しっかりと対策していれば試験時間が足りなくなることはありません。
問題数50〜60
合格基準700点/1000点
受験料12,500円バウチャーを持っていれば安くなります。
受験場所テストセンターまたは自宅・職場テストセンターをおすすめします。
試験形式選択式

以下のリンクより試験を予約することができます。(Microsoftアカウントを持っていない方は作成してください。)

受験場所については、自宅・職場で受験することも可能ですがカメラオンにして試験官と英語で確認をしながら進めなければならないというハードルがあるので、テストセンターをおすすめします。(ただし、テストセンターが遠方の方は自宅の方が良いかと思います。)

試験 AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals - Learn
試験 AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals

試験の範囲

AI-900の試験の範囲は5つの分野があります。それぞれの分野ごとに出題ボリュームも決まっています。(2022年2月時点の情報を記載、試験範囲と出題ボリュームは変更される可能性があるため最新の情報を確認してください。)

・人工知能のワークロードと考慮事項についての説明(15〜20%)

一般的な人工知能のワークロードの特徴、責任あるAIの原則などについて出題されます。

・Azureでの機械学習の基本原則に関する説明(30〜35%)

一般的な機械学習のタイプやコンセプト、機械学習ソリューションを作るための方法、Azure Machine Learning Studioを使ったノーコードでの機械学習の方法などについて出題されます。

・AzureでのComputer Visionワークロードの特徴に関する説明(15〜20%)

Computer Visionワークロードを使ったソリューションやComputer Visionワークロードのツールの利用方法などについて出題されます。

・Azureでの自然言語処理(NLP)ワークロードの特徴に関する説明(15〜20%)

自然言語処理(NLP)ワークロードの特徴や自然言語処理(NLP)ワークロードのツールの利用方法などについて出題されます。

・Azureでの会話型AIワークロードの特徴に関する説明(15〜20%)

会話型AIワークロードを使ったソリューションや会話型AIのAzureでの利用方法などについて出題されます。

おすすめの勉強方法

AI-900はMicrosoft認定資格のAzure関連資格の中では難易度が低い基礎資格です。試験対策は必要ですが、他のAzure資格と比較すると、短時間の対策で合格可能な資格となっています。以下で私のおすすめの勉強方法を紹介します。

おすすめの勉強方法まとめ
①無料のMicrosoft Virtual Training Days を受講する
②無料の試験対策オンデマンド講座を受講する
③Microsoft LearnでAI-900の範囲を1周する

無料のMicrosoft Virtual Training Days を受講する

「Microsoft Virtual Training Days」はMicrosoftが提供している無料のオンライントレーニングです。Microsoftのエキスパートによる解説が行われ、リアルタイムチャットで質問することもできます。また、Fundamentalsコースを受講すると対応するMicrosoft認定資格(当記事ではAI-900)を無料で受験する特典を受け取れます!

無料のトレーニング イベント Virtual Training Days| Microsoft Events and Seminars
Microsoft Virtual Training Days は、皆様のビジネス、キャリアへより大きなインパクトを創出するために設計された無料のトレーニング イベントです。

いきなり独学で対策を始めても、なかなかポイントをつかむことが難しいと思うので、最初にMicrosoft Virtual Training Daysを受講することをおすすめします。AI-900の試験範囲に該当するコースは「Microsoft Azure Virtual Training Day: AI Fundamentals」となります。

難点として、平日開催であるため社会人の方は休みを取らなければ受けにくいことがあります。どうしても平日に受けることが難しい方は次の「無料の試験対策オンデマンド講座を受講する」で対策しましょう。

無料の試験対策オンデマンド講座を受講する

開催日時を気にする必要のない無料の試験対策オンデマンド講座を受講することもできます。こちらの講座は「試験対策」に特化した内容となっています。

また、「無料のMicrosoft Virtual Training Days を受講する」でコース内容を十分に理解した方は、こちらの講座は受ける必要はないかと思います。

AI-900 : Microsoft Azure AI Fundamentals 試験対策

Microsoft LearnでAI-900の範囲を1周する

「無料のMicrosoft Virtual Training Days を受講する」、「無料の試験対策オンデマンド講座を受講する」の両方もしくはどちらか片方を完了したら、仕上げとしてMicrosoft LearnでAI-900の範囲を1周してみて、自身の理解度をチェックしましょう。

Microsoft LearnではAI-900の範囲を独学で学習することが可能です。サンドボックス環境でAzureを実際に操作するコンテンツや演習問題も用意されています。

空き時間にスマホなどで学習することができるメリットなどはありますが、試験のポイントをつかむことが難しいため、Microsoft Learnだけでの試験対策はおすすめしません。ですが、AIの基礎知識を持っている方であれば、Microsoft Learnを1周するだけでもAI-900に合格することは可能でしょう。

試験 AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals - Learn
試験 AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals

上記のリンクにてラーニングパスを選択すると、Microsoft LearnのAI-900の範囲を進めることができます。

その他の勉強方法

参考書を使って勉強する

しっかり対策をしたい方向けには参考書を使っての勉強がおすすめですが、AI-900は簡単な試験であるためか、試験対策の参考書が出版されていないようです。

AI-900の試験対策としてAIに関しての知識量が多すぎる、Azureのサービス名が覚えられないというデメリットはありますが、AIの基礎を学ぶために以下のG検定の対策本をおすすめします。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 | 猪狩 宇司, 今井 翔太, 江間 有沙, 岡田 陽介, 工藤 郁子, 巣籠 悠輔, 瀬谷 啓介, 徳田 有美子, 中澤 敏明, 藤本 敬介, 松井 孝之, 松尾 豊, 松嶋 達也, 山下 隆義, 一般社団法人日本ディープラーニング協会 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで猪狩 宇司, 今井 翔太, 江間 有沙, 岡田 陽介, 工藤 郁子, 巣籠 悠輔, 瀬谷 啓介, 徳田 有美子, 中澤 敏明, 藤本 敬介, 松井 孝之, 松尾 豊, 松嶋 達也, 山下 隆義, 一般社団法人日本ディープラーニング協会の深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキス...

参考:私の合格体験談

参考として私の合格体験談を書きます。

受験の背景

会社でMicrosoft資格の資格取得支援制度をやっていると知ったため、Azureの基礎資格であるAZ-900の取得を目指すことにしました。どうせなら、難易度のそこまで高くないAI-900とDP-900も取得して、Azureの基礎資格を制覇しようと考えました。

合格までのスケジュール・結果

AI-900の試験範囲を確認したところ、既にG検定を取得していたこともありAIの基礎知識についての対策は不要で、AzureのAIサービスについてだけ学べば良いと判断しました。そこで、Microsoft Learnを1周しただけで試験対策を終えました。同時期に受験していたAZ-900の対策に時間を振り向けることにしました。

試験当日はMicrosoft Learnで1時間弱を使って試験範囲の内容を確認した後に試験に臨みました。試験結果は合格でしたが、意外と細かい内容が出て焦りました。

AIは将来性がありそうで、自分がこのままITコンサルタントとして働き続けた場合、いつかはAIを使ったかっこいいプロジェクトにアサインされるかもと思って少しずつ学んでいますが、今のところそのようなプロジェクトに入れそうな兆候はありません。ですが、腐ることなくこのまま少しずつでも学んでいきたいと思います!

さいごに

AI-900試験は、AIの基礎知識やAzureを使ったAIサービスについて一通り学ぶことはできますが、AIについて学ぶには物足りない資格です。資格試験を通してAIについて学びたい場合はG検定を目指した方が良い気がします。

この記事の内容が参考になり、多くの方がAI-900に合格してくださったら幸いです。

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